開発STORY ~現代の「施薬院」として~

日本のマザーテレサといわれる光明皇后が奈良時代に設立した「施薬院」は、病で苦しむ人々のための治療所でした。ここでは『ビワ』を使った療法が盛んだったといいます。
わたしたちが目指すのは、現代の「施薬院」のような場所。


美容医療の最先端に身を置く薬剤師として、西洋医学と東洋医学を組み合わせた、今私たちに必要な成分である漢方やハーブなどの生薬を活用しながら、心身の健康をご提案したいと考えております。
私が長崎という地にこだわるのは、鎖国時に開かれた蘭学発祥の地であり、ハーブ等有用な植物の栽培が盛んであったこと、長い海岸線によってもたらされる特殊な土壌であることなどが大きく関係しています。


特に、長崎で育つ多くの自生植物に着目してきました。ここには降り注ぐ太陽と、吹く風にはたっぷりのミネラルが含まれています。長崎は、その風の影響を受けて育った自生植物の宝庫なのです。

「木曾街道六十九次之内」「赤坂」「光明皇后」 「五十七」 /作者:歌川国芳